とにかくツイてない、残念な一日

ねこの写真は釣りです

何をやってもうまくいかない日ってありますよね。今日がまさにそういう日だったので、厄落としがてら書いてみます。

当初の予定

今日は、いつも定期的に参加しているオンラインイベントをお休みして、別のイベントに参加してきました。
このあと悪口が入るので名を特定できないよう単に「イベント」とぼかして呼んでおきます。
出演者がA、B、Cと3組あり、私は最後に出るCの評判を聞いて一度生で見たいと思い行ってみることにしたのです。会場を調べると、近くに評判のいいお店がある!じゃあ帰りはそこでおいしいものを食べて、いい気分で一日を終えよう!
というご機嫌な段取りで夫を誘いました。

ところが…
▼想像
【にっこりその1】めったに見られないパフォーマンスを間近で生で見られてよかったね!
【にっこりその2】珍しい料理が食べられてよかったね!
【にっこりその3】早く帰れて、録画しておいたお相撲(千秋楽)が見られてよかったね!
▼現実
【残念その1】変なパフォーマンス、いやパフォーマンスって呼びたくない何かを見せられて怖かったね!
【残念その2】おい店ごとないやないかい!
【残念その3】上記イベントとはまったく関係ない、新幹線の予約変更の不手際が発覚。家に居たらすぐ対応できたのに…

だいぶ嫌な思いしたんですが、文章にすると伝わりにくいものですね。でも続けます。

【残念その1】楽しみにしていたイベントで、見てはいけないものを見てしまう

前述の通り、A、B、Cの3組が出演するイベントだったんですが、まずA登場。明言を避けますが、歌とか踊りとか曲芸とかその類のものです。
ライブ開始。
えっと…、下手。
金取ってるイベントに出していいレベルではない。
それ以前に身なりが汚い。人前に出る服装ではない。派手すぎるとか露出が多いとかそういうことではなく、汚れてる。
この時点でうっすら暗雲が立ち込め始めたが、プロの落語会に行っても前座がひどいときってたまにあるしまあしょうがないかな、と自分に言い聞かせて我慢。夫もにこにこする努力をしている。

続いてB登場。
これがひどかった。
歌とか踊りとか曲芸とかその類のもの、ではないんです。
新感覚アート、と本人たちは思ってっぽい。
厨二病がシュールレアリズムの真似事をしているというか。
詳述はしませんが、例えて言えば、古新聞を丸めたりちぎったりしたものをその辺に置いて「オブジェ」と呼ぶような行為です。
『既存の概念を打ち破る』
とか
『常識を疑う』
などの、なんかやってる気になりたい人々が言いがちなアレですよ。
いい大人がです。
服装もちゃんとできていない大人が一人また一人と現れ、古紙をちぎって散らかし、我が物顔でポーズを決めてくる(仮)。怖くないですか?
歌や踊りが上手にできない奴らが上手になる努力から目を背けて、ない種目を作って一番になろうとしてるようにしか思えないんです。安直。既存の概念の中でそこそこやってから破れよ。
絵でも音楽でも映像でも体技でも、ありとあらゆる素晴らしいジャンルの芸術が既存しているこの世の中ですが、そのどれにも当てはまらないものは確かにまだあります。twitter(現X)を眺めているだけでも、思いもつかなかったようなアートをやってる人ってやっぱりいます。でもそれは古紙をちぎって散らかす(仮)ことではない。
ひでえと思ったAは、まだしも下手なりに「パフォーマンス」をしているだけマシであった。下手なりに。
そう思い始めたころ、「みなさんもどうぞ」的な客席を巻き込む煽りが始まり、驚くべきことにそれに応える観衆が現れた。
あかん。客席もこれをアートのと見做せる人たちの集合なのか。
もうやべえ宗〇に見えてきた。というかそのものなんじゃないのか。誰とも目を合わせないよう気を付けてはいるが、このままではいずれ舞台に挙げられてしまう…!
入場券代わりの紙製のリストバンドが呪いの腕輪に見えてきた。もはや夫もにこにこする力が残っていないようだ。
かくして、私と夫は楽しみにしていたCにほんの少しだけ後ろ髪を引かれながらも、人目を避け這う這うの体で会場を後にしました。

何も出来ないのに自我だけ肥大している人って怖い。
完全に余談でかつ偏見ですけど、私は『世界でひとつだけの花』がこういう輩を増やしたと思うんです。
もともと特別なオンリーワン。
なんやそれ。唯一であることは特別ではない。1個しかなくても、あってもなくてもいいもんもあるし、なんやったら1個もないほうがええもんもある。ミカンの皮拾って、あの皮とこの皮は違いますねっていうて、どっちもゴミやないかい。「この噺はもう誰もやらんようになって久しいんですけど、誰もやらんには理由があって、おもろないんですわ」って米朝師匠も言うてはるわ。まあそれを面白くしてしまう米朝師匠はバケモンですけど。
ナンバーワンの価値を軽視しオンリーワンと同一視した結果、まっすぐ一番上を目指す人が相当数減ったのではないか。わりと真面目にそう思うんですが、誰にも共感してもらえないまま今日を迎えました。

ねこ_ちょびちゃんとなつちゃん

あ、暗い話ばっかりだとしんどくなるので、箸休めにねこ挟んでおきます。かわいいね。

【残念その2】楽しみにしていたレストランが、すでに閉業していた

気を取り直し、〇〇料理(←これも、場所特定を避けるためにふわっとさせました)を食べよう!
google先生に道案内を頼もうとしたところ、店の紹介の部分にまさかの「閉業」の文字。
予約していればその時点で気づいたんでしょうが、イベントの終わり時間が読めなかったんで、直接行くことにしたんですよ。なんか間の悪いときってそんな感じになりますよね。ていうか呪いやん。
〇〇料理はまた今度自分で作ろう。

【残念その3】新幹線の予約内容を変更したつもりが、できていなかった

帰りの電車でなんとなくメールを見てみると、JR西日本さんから「お受け取りにならなかったきっぷについて 」という禍々しいタイトルのメールが。
はて、きっぷを受け取るのはまだ先のはずだが、と思って本文を読んだところ、もっと後の日程に変更したつもりの新幹線の予約が帰りの分だけ変更できていなかった模様。乗るはずだった(=切符を持っていた)電車はさっき出てしまった、つきましては、特急券はすでに無効、乗車券のみ払い戻すかなんかしてくださいとのこと。
実は電車が出る前にもう一通、「予約のご案内」というメールが来ており、あんた今日の電車の切符まだ発券してないみたいだけど大丈夫?という親切な案内をいただいていたのでした…。これに気付いていれば乗車時間の前にネット上で変更できていたのに!
やはり呪い。

梅田でゲン直し

ポテサラ

あまりになにもかもうまくいかず、一刻も早く飲みたい。このまま家に帰ると悪い運気を連れて帰ってしまいそう。そこで、ゲン直しというか腹いせというか、梅田でいっぱいやることにしました。
お邪魔したのは、酒呑みの聖地大阪駅前第3ビル(1~4まで全部聖地です)にある「楠木フサヱ おもや」さん。私基準で安さとおいしさのバランスが素晴らしい居酒屋さんで、ちょいちょいお邪魔しています。今日もポテサラおいしかったです。
飲食店のレビューはgoogle mapでときどき書いています。見てね。
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» BBAによる「楠木フサヱ おもや」さんのレビュー
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