ChatGPTに騙された!? くろまつ号で行く天橋立日帰り一人旅 ~実践編 vol.01 くろまつ号乗車~ 

くろまつ号 ほり
ChatGTPに手伝ってもらって作った旅行計画を実行に移す日が来ました。
日本三景のひとつ、天橋立を生まれて初めて(か、物心ついてから初めてのいずれか)訪れました。
お天気にも恵まれ、とても充実した旅になりました。1回ではとても書ききれないので、シリーズでお届けします。
» ChatGTPに計画を考えてもらった話 計画編はこちら
» ChatGTPに何を嘘つかれたかはこのあと書いてリンクします

7:00 大阪市内~福知山へ

10:08に福知山駅を出るくろまつ号に余裕をもって乗ろうと思うと、遅延等のバッファも考えて7:00に家を出なければなりません。
特急「こうのとり」に乗れば約1時間ほど時短できますが、無職がくろまつ号に乗るだけでも贅沢なのにこの上こうのとりとかなめてんのかと思えてきてつい遠慮してしまいました。よく考えたらまったく意味がありません。どころか、道中ビールが飲めません。
お茶をお供にのどかな田園風景をぼんやり眺めていました。緑がまぶしい。
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9:30 福知山駅着~くろまつ号をお出迎え

京都丹後鉄道福知山駅

こちらが余裕をもって行動しているときに限って電車は遅れません。ああ10分前に出といたから間に合った!というようなことはあんまり起こりません。そういうものです。それはこちらの努力に電車のほうが答えてくれているからです。
さて、9:29に福知山駅に到着。暇をつぶすところもなさそうなので、改札に入ってしまいましょう。

改札に駅員係員さんに予約メールを見せると乗車券をくれるシステムです。
駅員さんが親切でテンション上がります。「10時頃に電車が入ってくるので写真を撮ったりしてお楽しみくださいね。乗車の準備が整ったらアテンダントからお声がけしますから、しばらくお待ちくださいね。楽しんできてください」とのことでした。 終始笑顔で、”うちのかわいいくろまつ”への愛があふれています。 

ところで、WILLER TRAVELさんが地味に素敵で、乗車の約1時間ぐらい前に通知メールをくれるんです。一週間以上前に予約した場合、予約メールを探すのにメールボックスをごそごそ手間取りませんか?わたしだけですか?このタイミングでメールをくれると、その手間が省けて、個人的にとっても助かりました。
帰りのバスも乗車の1時間ぐらい前にメールが来ました。往復まとめてではなく、乗車に合わせてお知らせをくれる細かいサービス、今後ともぜひ続けていただきたいものです。

おしゃれ切符。

くろまつ号

来た。かわいい。
電車が到着するとすぐに、調理場感あふれる白い制服のスタッフさんが大きな荷物を車両に積み込みます。めっちゃいい匂いします。私たちのお食事に違いない!!
6時前からごそごそしていながら朝ごはんがまだだった私はさぞかし物欲しそうな顔でその様子を見ていたことでしょう。

あれ?北近畿タンゴ鉄道(旧社名)…??まあいいか。

隣のホームに停まってる電車もかわいかったので撮影してみました。中も座り心地よさそうでした。
そうこうしているうちに、制服かわいいアテンダントさんからいよいよ乗車受付開始のご案内が。
直前に空きが出たのか、「3名様グループとご相席になっていましたが、おひとりさま同士のご相席に変更させていただきました。」とのこと。気遣い…。
予約時点でそこしか空いておらず、どういう空気になろうとままよと一応覚悟はしていましたが、助かりました。 そういえば、以前海外で安宿に宿泊したとき、手違いで女性専用のドミトリーにベッドの空きがなく、男女混合の4人部屋のベッドが一個空いてるからそっちに行ってと言われたことがありました。行ってみると小さい子がいる3人家族、朝までいたたまれない思いで過ごしたのを昨日のことのように思い出されます。

閑話休題、いよいよ乗車。すでにごはんがセットされている!!出発を待たずに食べてしまいそう。

かわええカフェコーナー。めっちゃ松推してくる。

くろまつ号

椅子も。箸置きも。さりげなくとかじゃなく、露骨にゴリゴリ松を推してきます。メッセージはこのぐらい明確にしないと伝わらないの見本。
過剰な松のことを抜きにすれば、全体的にナチュラルで落ち着いた感じの内装。古民家リノベ風です。観光列車と一口にいっても近鉄特急しまかぜのような最新鋭のハイテク車両とは違い、懐かしさを楽しむタイプの車両です。

10:08 福知山駅発

くろまつ号

出発と同時に食事も始まります。まずは一の皿。
ちょっとずついろいろのおかず、女子が一番喜ぶやつです。(男子は足りるのかなって疑問はあります)
コーヒーはおかわり自由。3人のアテンダントさんが40人ぐらい乗客の世話を焼いてくれます。贅沢。

くろまつ号

桔梗の紋のついたフォカッチャ。丹波を平定し、福知山城を築いた明智光秀にちなんでだそうです。なお、福知山城は北近畿唯一の天守閣を残すのは福知山城だそうです。勉強になるなあ。今度見に行こう。かな。

10:22 大江駅途中下車

京都丹後鉄道大江駅

相席になった同年代の女性と話がはずみ、お互いお勧めの旅行先を訊ね合ったりして和やかで上品な時間が流れはじめました。が、出発したなと思ったら、あっという間に大江駅で途中下車の時間がやってきます。ここで35分間下車観光の時間が設けられています。
つまり休憩なしにまっすぐ走れば1時間程度の道のりということですね。

鬼にゆかりのある土地ということで(←ちゃんと聞いてない)駅前には鬼瓦公園があり、個人寄贈を含む全国各地の個性豊かな鬼瓦が展示されています。
駅前に鬼瓦を集めて並べようっていう発想がそもそも斬新です。収集の手間も並ではなかったでしょう。それともどこかのマニアックな収集家のコレクションなんでしょうか。

その名のとおり鬼そのもののやつから

家紋をあしらったもの

なんだかおめでたい小槌っぽいやつとか

畏れ多い感じのものまで、こうして見ると実にバラエティに富んでいます。きっと地域や時代で流行りの意匠があったりするのでしょう。今日一日で瓦がちょっと好きになりました。

天橋立に向けて、再出発

大江駅を後にしたところで、二の皿、デザートが提供されます。
左下に抹茶パウダーで福知山城があしらわれています。
メッセージは分かりやすく。
全部おいしかったですが、上段真ん中の抹茶のテリーヌサブレサンドが一番気に入りました。柔らかさと抹茶の風味、中に入っているジャムっぽい食感の何らかのソース(雑)のバランスが絶妙でした。車内で販売してくれたら買って帰ったのにな。
食べ終わった頃に、お土産(オリジナルグッズやコーヒー)の販売カートが回ってきます。

11:48 天橋立駅着

あっという間の一時間半。お疲れさまでした。

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